モノにする
最初はモノマネ 身に付いたら技術 自分の形になったら芸
これは空手を習い始めたころに、”道(どう)”のつく習いごとが初めての自分に、妻のえりさんが言ってくれた言葉です。
日本人なので、なにかしら”道”のつく習い事、柔道でも剣道でも、茶道でも書道でも何かやってみたかったんだ。なにか道が見えてくるかね?と何気なく放った一言に、えりさんが「私は習い事をたくさん長いことやってきた」「最初は何も考えないで物まねで良い」「それが身についたなと思ったころには、それ相応の技術が身についていると考えていい」「基本ができて、応用がきいて自分なりのやりかたができるようになったら、もうそれは自分の芸になったと考えていい」と達人のような境地で”道”の流れを語ってくれました。
要するに、よくわからないうちはひたすら真似をして、できるようになったら自分流に楽しみなさいよ、ということらしです。
何でもやり始めは「できるようになるのかなぁ?」と不安なものですが、何年も頑張って、ふと気が付くといつの間にかすっかり身についていて、自分流が出来上がってるものですよね。
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