キャッチ & イート
外国で生活をするなら、釣りや果実など何かしら食材を手に入れて食べることもあると思います。
ここでは私がオーストラリアとニュージーランドの現地でキャッチ&イートしたものをご紹介します。リリースしたものは書きません(笑)
フィジョワ
ニュージーランドにいた時に近所の家にフィジョワの木があって、実が沢山なったから取りにおいでというのでお邪魔しました。
味は洋ナシの甘みが薄いような感じで、ジャリジャリといいますかシャリシャリとした食感があります。薄めの味なのでいくらでも食べられます。
わりとそこら辺の家に木があったりして、時期になると結構な量の実がつきます。日本でいうところのビワのような位置づけでしょうか?
かご一杯に貰っても2~3日で食べきってしまうほど甘すぎずさっぱりとしているので、ニュージーランドでなっているのを見つけたら是非家の人に声をかけて、「初めて見た。食べたい」と相談してみてください。
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牡蠣
オーストラリアと言ったら牡蠣です(笑) 海に近い河口付近ならいくらでも採れます。
バターナイフのようなへら状のものを持ち込めば、河口付近の岸に近い岩場で、その場で牡蠣の殻を外して中身をとって海水でさっと洗ってそのまま ちゅるっといただけます。
手のひらぐらい大きなものもありますが、中身が緑色っぽかったりするのであまりいい感じではありませんでした。なんでしょう。成長とともに生物濃縮で悪いものがたまっているように見えるので、私は大きいものは食べませんでしたが・・・皆さんはどうぞ(笑)
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河口付近と書きましたが、ひとつ問題があります。
河口付近はサメの餌場です。これは私がサーファー仲間から教わったことなのですが、サメは川の魚の方が捕まえやすいらしく、淡水と海水の入り混じっているところはサメがエサを求めてうろうろしているとのことです。
実際、河口付近の川で、酔った学生たちが川に飛び込んで遊んでいてサメの餌食になるなんて事件もありますから、潮が引いているとき以外は近づかないでください。
私が主に牡蠣を採っていたのは潮が引いた状態です。サメが入り込めないのを確認したうえでしたから皆さんも十分気を付けてください。
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マッドクラブ
どこかの暴走族の名前のようですが、そうではなく私がオーストラリアで釣りあげた泥カニの名前です。
河口付近で流れ込んでくる海水をあてにタイでも釣ろうと狙っていたところ、白いイカのような影が見えました。その恐らくイカとおぼしき物体をひっかけて釣り上げてみようと、ルアーを投げてグイっとやったら超巨大なハサミを持ったカニが現れてそれはそれはびっくりしました。
しかも、岸まで引き寄せたらハサミでシャキンシャキン威嚇してきます。近くにあった岩でゴツンと一撃したらおとなしくなりましたけどね(笑)
このカニ、淡水にすんでいる巨大なハサミを携えたカ二なのですが、非常に爪が大きくて挟む内側に大臼歯のような突起が付いています。これはとても危険で、挟まれたらとんでもないことになります。
私が旅行中に出会ったオージーはこのマッドクラブに手首を挟まれて半分ちぎれたんだと傷跡を見せてくれました。ゾ~。
皆さんはこのカニに遭遇したら気を付けて下さい。まあでも目の前で見ると、ハサミや体躯の大きさに、いやでも危険だとわかりますから(笑)遭遇した際には気を付けて手に入れましょう。
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ラウンド中には、他にも貝を採って炊き込みご飯を作ったり、昆布をほして出汁をとったりなど色々とやりました。細かいので書きませんが、キャンプ場などに現地の人がいると思うので、安全確認や自然保護の観点で声をかけて、やって良いのか?・危なくないか?を必ず確認するようにしてください。
数の制限があったり、毒をもっている危険性もありますからとにかく確認が必要です。
ちなみにここまで書いてなんですが、私はオーストラリアで誕生日の日に「歳の数だけ牡蠣を食べよう」と数十個の牡蠣を食べて次の日に吐き続けたことがあります。
これは当たったのではなくて、強い成分を採りすぎたんでしょうね。なんでもほどってもんがあるんだなぁ・・・ほどって英語でなんて言うんだろ?と呑気に考えながらゲーゲーやっていたほろ苦い1日でした。
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