腱板損傷 ~経過とリハビリ~ その1
医学的に正しいのか症状によるものなのか、又は思い違いもあるのか知れないので、自分の主観で思ったまま・感じたままで書きます。参考程度に読んでもらえるとありがたいです。
2020年11月
診察
「現在の可動域の角度測りましょうか。」と先生が簡単に言うが、右肩が痛いので、腕が前ならえの高さまでしか上がらない。身体の横に水平方向に腕を上げようとすると右肩は45度も上がらずに激痛が走るだけ。「先生、私はゴルゴさんの「命」ができる程度まで腕が上がればもういいです。」とはとても言えず、建前上はハキハキと返事をして測定終了。
ひとまず、トレーニングというよりも痛みをとって、それから柔軟性をあげて可動域が広くなるようにし、その後軽い運動ができるところを目指しましょうということに。ゴルゴさんに弟子入りして「命」芸人になるか、一般の生活を送れるのかは理学療法士さん頼みとなった。
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リハビリ
・椅子に座って机に手をついて、右肩甲骨を引いて後継させる運動。これは背中がほんのり伸びている感じがあればよいらしいが・・・伸びてるの?これ?ぐらいにしか動かない。というか、全く動かない。こんなにも自分の体に監督不行き届きな箇所があるなんて!とリハビリの奥深さを知る。
・テーブルに肩幅に肘をついて小玉スイカ大のゴムボールを手の間に挟むように保持する。そのボールを左右に交互に押すように言われたのだが、これがまったく右に押せない。左手でボールを押し際に、右肩の真ん中に竹串でも刺さっているかの如く痛みが走り「はうぅ」となる。こんなことをリハビリ室のテーブルで一人やっていると、売れない占い師がボールを浮かして奇声を発しているようで情けない。こんな怪しげな占い師では客も来なかろう。いつか行列ができるその日を夢見て奇声を発しながら占いを続ける。
・右脇にタオルを挟んで息を吸って肩甲骨を寄せる。文章で書くとなんのこっちゃだが、こんな簡単なこともできないぐらい右肩が痛い。肩ごと後ろに引いたりと動きをごまかして何とかやっていると「そうじゃないです。」と、すぐにリハビリポリス(理学療法士)が駆けつけてきて正される。正されるとまったく「できない」「きつい」「くたびれる」のDKK。ひとまず動きだけでもマスターしようと、ひとり脇にタオルを挟んでウキーウキーと頑張るしかない。
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今月の注意点
リハビリ当初はとにかく「肩をすくめない。」「肩甲骨を寄せることを意識する。」とやたらめったら言われるが、気が付くと肩をすくめて僧帽筋で代償したり、肩甲骨を寄せろと言われているのに、それはそれは猫よりも猫背で「にゃん」となっているようで、やたらと注意された。
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