食わず嫌い?

嫌いなら食べなくてよいけど
代わりのものはないからね

自分が子供の頃、給食を残すのは罪とされていました。食が細い子は残った給食をもって校長室にもっていき、お昼休みが終わるまでに食べ終わるように監視をされていた・・・そんな時代がありました。

私自身が子供の頃は皿まで食べるほど何でも食べていたので、問題はなかったのですが、妻は幼少の頃に食が細くて、いつも校長室行きで、給食の時間が嫌で嫌で仕方がなかったと言ってました。

くわえて、体育会系の部活でも無理やり食事を食べて体を大きくさせる「食トレ」なんてものもありましたね。一つの手段として教えるのは構いませんが、野球部の強豪校は強要して吐くまで食べさせていましたから、何ともばからしいの一言に尽きます。昭和の頃は、暑くて水を飲むとバテるとか、金粉を体中に塗ると皮膚で呼吸ができなくなって死ぬといったうわさがあったりと、非科学的なことがたくさんありましたから、まったく困ったものです。

ある程度、常識の範囲といいますか、日本の一般的な料理を前提とした話ですが、私は食事の席で出されたものは、かならずお箸をつけなさいと親から教えられました。そのうえで口に合わないなら食べなくてもよいと。ただ、出されたものを食わず嫌いとして、全く箸をつけずにごちそうさまは許されませんでした。当然、自分の好き嫌いで食べなかった後に、おなかが減っていても代わりのモノは出てきません。

子供の頃は、お菓子やデザートをあてにして食事をあまり食べないといったことってあると思います。うちの子供たちもそのような片りんを見せることがあります。自分が親になってみて、自身の親が考えていたことがよくわかるようになりました。一般的な料理を出しているのにしっかりと食べられなかった場合は、食後の○○は当然無しですね。

食べ物だけでなく、何かをやらないといけない時に、やりたくなくてやらないのは勝手ですが、その結果がどのように自分に返ってくるのかもよく考えてほしいものです。

Takashi

ワーキングホリデーで2か国、ネットショップ実務士、健康管理士として様々な体験をしてきた管理人です。いつか山を一つ買い取って桜の木を全体に植えて”桜の山”を作ることが夢です。

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