海外生活(ニュージーランド)2

こちらでは私が過ごしたニュージーランドでの体験などをもとに感じたことなどを紹介していきます。

みんな優しくおだやか

私が1年間で接した300人ぐらいを基準とした話ですが、ニュージーランド人(キウイ)はほとんどの人が優しく、みなフラットに接してくれました。

もともとの先住民であるマオリとあとから入植して来た白人とは、入植当時は戦争もありましたが、現在では仲が良く、お互いを尊重して生活していると感じました。

その辺りはオーストラリアと大きく異なる部分であり、国全体に優しく生活しやすい環境があるのだなと感じました。

性格が勤勉で真面目でおとなしいとなると、かなり日本人に近いので、少し英語が話せるようになり生活のリズムができる頃には相手がキウイであることを忘れてしまうと思います(笑)

それだけ、話もあいますし生活に溶け込みやすいので初めての海外生活にはもってこいですね。

前日痛ましいテロがありましたが、基本的には世界の安全な国ランキングでは上から5番以内に入る程(日本は9位)ですから、治安の面でも安心ですね。

唯一の不安分子は地震でしょうか。滅多に地震がない国なので、建物の耐震強度が気になります。キウイの友人の家に遊びに行った際に、一階部分がブロックを積み上げてセメントで固定してあるだけというのを見て、びっくりしたことがあります。

ニュージーランドでもラウンドをして、あれこれ見ているうちに感じたのですが、今のニュージーランドの優しさの基盤はマオリ族が作ったんだろうな思います。みなさんも各都市に滞在する際には、博物館を訪れてマオリの歴史もぜひチェックしてみてください。

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アジア人差別があるか?

オーストラリア程ではないですが、差別が若干あるにはあります。ただ、日本人に対しては、どちらかというと日本人=優秀という見方が強かったように感じました。

地元のキウイにも聞いてみましたが、中国人にあまり良い印象を持っていない人が多く、アジア人を見ると中国人ではないか?と悪いニュアンスを持って見てしまうそうです。

ある日、仕事帰りに車を運転していると白バイに止められました。免許証見せてというので国際運転免許証を提示すると「あー 日本人か。もう行って良いよ」と言われました。

どういうこと?と軽く聞いてみると、中国人が免許を偽造して車を運転している率がかなり高いから、アジア人が運転しているのを見掛けたら止めているのだそうです。

私は差別に嫌悪感を抱く方なので、この日は一日嫌な気分でした。中国人だって良い人がいっぱいいますからね。

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南極に近い

ニュージーランドはオーストラリアの右下あたりに位置するので、暖かいところと思う人も多くいるそうですが、緯度を見るとわかる通りかなり南極に近いです。

私も最初は夏になったら海に入る気だったのですが、夏になっても水が冷たくて海のアクティビティに興じる気になれませんでした。

ただ、海に入らなくても砂浜に宝を埋めてあるものを100人ぐらいで一斉に掘り出すレースや、砂浜を走ってちょっとだけ海に入ってブイまで泳いで戻ってくる、ミニミニトライアスロンのような遊びまでありました。当日に飛び入りで参加できる催し物を結構 夏のビーチでやっているので参加してみると面白いです。そういうものは大半が無料なので、私も結構参加して楽しみました。

Takashi

ワーキングホリデーで2か国、ネットショップ実務士、健康管理士として様々な体験をしてきた管理人です。いつか山を一つ買い取って桜の木を全体に植えて”桜の山”を作ることが夢です。

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