言語を賢く学ぶコツ3
簡単な言い回しをたくさん覚えたり、覚えるまでには何度でも同じ事を繰り返さないと難しい言語習得ですが、その状況にいくらでも付き合ってくれる相手がいます。
それは子供です。
子供は細かいことなんか気にせずに、遊んでくれる相手ならいくらでも付き合ってくれるので、言語習得を目指すなら子供と遊ぶのも一つの手です。
私が過ごしたあるシェア先に8歳と5歳の子供がいました。
最初は叩いてきたり、つばをかけてきたりと原始的な行動で喜んでいるだけだったのですが、少し話をするようになってから、一緒に遊ぶことが増えました。
間もなく、これは言葉の練習に丁度いいなぁと感じ始めて、彼らと積極的に遊ぶようになりました。
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ものを隠して見つける遊び
隠れんぼは隠れて見つけるだけで殆ど話さないので、何かものを隠してヒントを出す遊びをするようにしました。
部屋の中で鬼がモノを隠します。 → 隠し終えたら他の二人を招き入れてヒントを出します。 → ヒントは三回までで、見つけられた人と鬼を交代します。
たったこれだけの遊びですが、言う方も聞く方もヒントが頼りになるので的確に表現しないといけません。
例えば黒いクッションの後ろにモノ隠したら
It’s hidden behind the black.
黒いもの(クッション)の後ろにあるよ、といった具合です。
隠すものに紙でしっぽをつけて、間違って見つけたらやり直しなど、ルールを、少しずつ変えていくといくらでも続けられます。
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歌を教わる
小学校や幼稚園で習っている歌をうたってみてとお願いして、聞いたままを英語で書いて一緒にうたうというのも盛り上がりました。
私の感じたところですが、西洋人の子供達はませていて、何かを教えたがる傾向があり、こちらが教えてとお願いすると、嫌な顔をせずにわかるまで教えてくれます。
女の子は日本の歌や手遊びを教えるとすごく喜んていたので、女の子にはアルプスイチマンジャクを教えたいところですね。
男の子はちょっと歌を教えていても、「かかってこい! ルーザー(負け犬)!」と、すぐにスーパーサイヤ人になってしまうので何でもいいでしょう(笑)
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宿題を手伝う
オーストラリアにいた際に、普通に暗算をするだけで日本人は算数が得意なのか?とよく言われました。それぐらい現地の人達は計算が得意でないと思っていて良いと思います。
こちらは大人ですから(笑)、小学生の宿題の手伝いなんてお茶の子さいさいです。
10×4=40 は10が4つある、10を4回足すのとおなじだよと教えたり、相手の出す計算を暗算するだけでグッドマス!となるので試してみてください。
私の主観ですが、算数の宿題は日本の2年遅れぐらいに感じました。苦手な算数の宿題を手伝うことで仲良くなれますからどんどん手伝いたいところです。
でも、手伝うといっても本人に考えさせないと勉強にならないので、ヒントをたくさん出してあげましょう。
さて 国語の授業(英語)となると話は別です(笑)
この宿題だけは子供と一緒に頭をひねりましょうね。
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