いただきますとごちそうさま
いただきますは命への感謝 ごちそうさまは作ってくれた人への感謝
子供の時に母親から教わった言葉で、一回言われて覚えた印象的な話です。
母親「食べ物を食べるっていうのは、命をもらうってことなの。生き物は食事になる前は生きていたんだから、食べ物はその命をもらうことになるでしょ?だから、あなたの命を私の命にさせていただきますって意味で、感謝しながらいただきますって必ず言ってね。」
子供の頃の自分「じゃあ ごちそうさまは? 命をくれた生き物にまた言うの?」
母親「ううん ごちそうさまは、料理を作ってくれた人に対して、すごくおいしかったです、これは私にとってご馳走でしたって伝える為に言うの。」
幼かった頃の私は、この考え方を聞いてからというもの、料理は米粒一つ残さず食べるようになり、味に不満が出るなんてこともなく感謝してご飯を食べられるようになりました。
ただ何となく自動で食事が出てくるかのような、何も考えていなかった私には、すごく印象的な言葉でした。
たった一言で味も、ありがたみもすっかり変わるものですね。
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