それ 本当に親切?

見返りを求めて行う親切は
自分のためで 親切ではない

昔から感じていることがあります。それは親切に見せかけて自分が利益を得ようとする人たちがいるということです。別にその人はそれで良いのですが、自分の子には見返りを求めた時点でそれは「自分のための行動であって親切ではない」と認識してほしいと思っています。

ある時、大島から椿油を売りに本島に来た行商人が、山梨の山道で帰りのバスがなくって途方に暮れていたので、近隣の駅まで車で送ってあげたことがあります。その行商人がお礼に椿油を大量にくれるというのですが「本島にも親切な人がいた」と土産話で大島の人に伝えてもらえればいいですよと、お礼を断ったことがあります。それでも「どうしても」と一本もらいましたが(笑)

この行動が最初からモノが欲しくて行っている場合は、それは親切な行いではなくただの”労働”に成り下がると私は思っています。

それと、他人に親切にしている行為を見せつけて、自分の評価を上げようと思って行う行為も自分のためで、その人のためでないので「親切な行いではない」と思っています。

結果が良ければいいんじゃないのべつに?という人もいますが、私にとってはそこには大きな違いがあります。

だれか忘れましたが偉人の名言で「人が見ていないところで行う善行が本当の親切」というものがありましたが、まさにそれが私の実感しているところです。

Takashi

ワーキングホリデーで2か国、ネットショップ実務士、健康管理士として様々な体験をしてきた管理人です。いつか山を一つ買い取って桜の木を全体に植えて”桜の山”を作ることが夢です。

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