苦手なことは嫌だよね

嫌なこと 練習して得意になれば 待ち遠しい

我が子達が通っていた保育園では毎年運動会が開催されていたのですが、その種目の一つに年長さんが必ずやらなければならない「3mの竹のぼり」というものがありました。それは各園児から恐れられていた恐怖の種目でもありました。

3mの竹のぼり
3mの長さの竹をたてて、職員がその竹を下で支えます。たてられた竹の先端部にはロープが4本むすびつけられていて、竹が倒れないようにそのロープを4方に引っ張りお父さんスタッフが支えます。そうすると3mの竹が自立して倒れない状態となります。そこを年長さんの園児が一人ずつ上って先端を触ったらクリアーというものです。簡単に言うと棒倒しの棒の頂点まで登るようなものですね。

これが園児たちには恐怖のイベントのようで、我が家のおねーちゃんが年長さんになったある春の日に、やりたくないと泣いて訴えてきました。

そこでよく話し合いました。
何でやりたくないか? → できなかったらどうしようという恐怖があるから
じゃあ簡単にできるならやれるのか? → 当然やれるよとの返答 

なるほど、苦手だからやりたくないんだなと気が付いたので「じゃあ 秋の運動会までに徹底的に練習して、得意になるまで頑張ろう。」と提案しました。

春夏秋と3シーズンあるので、近所の公園に遊びに行って毎週上り棒を登ったり、毎晩寝る前には、筋トレの一環としてお父さんがガッツポーズをしながら蟹股で立っているのを肩まで上るということを繰り返しました。

結果、夏には簡単に上り棒を登れるようになり、「それだけ上手だとみんな驚くんじゃないの?」と私が言った言葉に嬉しそうにほほ笑むようになりました。

仕事でも、結婚式のスピーチでもなんでもそうですが、苦手だから怖いんですよね。もうこれ以上できないって位の練習をすれば、慣れるうえに得意にもなり自信がついて、むしろ早くやりたい、待ち遠しくもなるものです。

苦手なものほど果敢に挑戦して、得意になってしまう。自分の人生にかなりプラスをもたらしてくれるので、みなさんもぜひ挑戦をしてみてください。

Takashi

ワーキングホリデーで2か国、ネットショップ実務士、健康管理士として様々な体験をしてきた管理人です。いつか山を一つ買い取って桜の木を全体に植えて”桜の山”を作ることが夢です。

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