返してって?もうキミのじゃないよ?

あげた後の「返して」は 自分の身勝手 お門違い

たまに大人でもいますが、あげたものを「返して」と平気でいう人がいます。

そんな場面を見るたびに私はいつも思うのですが、あげた時点で所有権が相手に移っているので、返してもらう権利はありません。返すかどうかは、もらった人が決めてよいことです。この場合のあげた人の感覚としては、あげたという恩があるので、私の方が一段上なんだ、言うことを聞けという感じでしょうか。

いずれにしても、あげた人に譲渡物を返してもらう権利がずっとあるのならば、もらった人はその物を永遠に大切に保管しておかないといけない義務が発生するので・・・うかうかと人から物をもらえないですよね。
子供たちには、貸すのは返してもらうのが前提であり、あげたらもう返ってこないのが当然と教えています。

私の日本人観では、人から何かをもらったら、返すのは恩であってそのモノ自体ではないんですよね。もちろん、私はもらったものは大切にしますし、義理を欠かないように返礼もします。

それにしても、子供の「私があげたんだからね! そんな風に使うなら、それ返してよ!」というやり取りは、そうじゃないんだよなぁ いつまで自分のモノと思ってるんだろう?といつも考えさせられます。でもまあ このあたりは賛否両論あると思います。

あげた後の返しては、私には違和感がありますが、皆さんにとってはいかがでしょうか?

Takashi

ワーキングホリデーで2か国、ネットショップ実務士、健康管理士として様々な体験をしてきた管理人です。いつか山を一つ買い取って桜の木を全体に植えて”桜の山”を作ることが夢です。

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