働く

ワーホリや留学のビザなら現地で短期のバイトをすることができます。就労の体験はとても貴重なので、機会があれば積極的に働いてみましょう。こちらの記事ではワーホリの受け入れ先について取り上げたいと思います。

ファームステイ

ワーホリを受け入れているファームステイのほとんどが、住むところと仕事を提供してくれます。この形態の仕事は住居費が差し引かれているので、当然給料が安いです。

ファームステイはお金を稼ぎに行くというよりも、体験をしに行くという気持ちでいないと、ブーブーと不満だらけになります。ここはわきまえたいところですが、私の知り合いに聞いた感想は、じつに90%以上が割に合わないという文句だらけでした(笑)

後で考えれば「良い体験」になりますから、厄介になっている間は全力で頑張ってみてください。

オーストラリアは大変暑いところなので、収穫物によっては夜の作業が必要で夕方から働く場合もあります。生活のリズムが狂うこともあるので、そのことを念頭によく調べてから申し込まれた方が良いです。

仕事は現場で仲間から教わる事ができるので難易度は高くないです。誰でもできる部類の仕事だと思います。

農場

車があれば町の中心部から離れたところにある「農場」などで働く事ができます。現場まで行く足がないとはたらけないので人手不足の事が多く、給料が良かったり、地元の人しか働いていないような環境の所が多いです。

仕事自体は収穫に向けての雑務をこなす事が大半で特別なスキルはいらないので、外仕事が大丈夫なら誰にでもできます。手で行う雑草抜き、雑草退治のための薬剤散布、雨でできた溝をひたすら埋める仕事、耕運機での地ならし、芝刈り機での除草作業など色々とあります。

私は地元の人の紹介で朝鮮人参を作る農場で働いた事がありました。当初農場主はどこのものともわからない日本人を雇う理由もないので、「1〜2週間で引き上げてもらうか」と軽く考えていたそうです。ところが、私はワーホリに行く前に1日16時間働くのが当たり前の職場で働いていたので、手の皮が剥けようが泥だらけになろうが全力で毎日8時間働きつづけました。

雨でも、きつい日差しの下でも黙々と働く日本人を見て農場主は気持ちが変わり、2週間経過後もずっと働かせてくれました。最終的にビザの制限を迎える頃には「就労ビザを用意するからうちでずっと働かないか」とスカウトしてくれました。結局そのお話は断りましたが、どこの世界でも真面目に一生懸命やっていれば評価されるのは一緒だと言えると思います。

工場

こちらの工場の話は農場系の工場のお話になります。収穫物の品質検査や出荷のためのパッキングを行う工場はニュージーランドにたくさんあります。ただ、キウイフルーツの工場が多いので、必然的に冬の果物であるキウイフルーツの作業は、工場内とはいえしっかりと防寒対策をしないと寒くて辛いです。

でも私の印象では工場での作業は屋根もありますし割がよいので、楽に稼げる方だと思います。

キウイフルーツの工場の作業は、流れてきたキウイをパッキングする仕事、その箱を作る仕事、キウイの品質を検査する仕事、パッキングされたキウイをパレットに乗せてスタッキングする仕事、パレットをフォークリフトで運ぶ仕事など様々です。

私は2人一組のパッキングが、相棒とずっと話していられるので好きでした。地元の人と組む事が多いので英会話の練習にもなりますし、お金も稼げるので一石二鳥です。

工場で働いてびっくりしたのが、休憩時間や終了の合図のベルが鳴ると、なった瞬間みんなが一斉に引き上げる点です。ベルトコンベアーからまだキウイが出てきていても、それが詰まっても、落下してもおかまいなしに引き揚げます。就業中もキウイをふざけて投げて後ろからぶつけてきたりするぐらいなので、商品から給料が発生しているという感覚があまりないんでしょうね(笑)落としたら廃棄は鉄則なので、わざと落として、食べてるスタッフまでいました(笑)

工場でも長くしっかりとやっていると、より重要なポストに回されるのようになると思います。私が後半回されたのは、手のひらよりも大きくメロンの味がするキウイに傷がつかないように白い網目のスポンジを被せる超高級品部門でした。日本に出荷されていると聞きましたが、日本では未だあのキウイを目にした事がないですね。いつか口にできる身分になりたいものです。(笑)

その他の仕事

都市部なら日本の仕事とさほど変わらないものがいくらでもあります。コンビニやファストフード、観光地の案内スタッフなど何でもあります。

私はせっかくなら日本人のワーホリを助けたいなと思い、安宿で日本人相手の仕事を紹介する通訳をした事がありました。安宿から車で45分ぐらいのところにある農場や工場の仕事を説明して、やりたい人に仕事を斡旋する通訳です。その甲斐あって?宿はあっという間に日本人だらけになりました。

珍しい仕事として、私がオーストラリア滞在中に映画のエキストラの募集がありました。そのエキストラとは

日本兵です(笑) こんな面白そうなものを見つけたら、あなたも絶対やってみましょうね。

日本人は仕事ぶりも真面目、宿も綺麗に使うので、どこに行っても好まれる傾向にありますから、仕事探しの時には自信を持って色々なところに飛び込んでみてください。

Takashi

ワーキングホリデーで2か国、ネットショップ実務士、健康管理士として様々な体験をしてきた管理人です。いつか山を一つ買い取って桜の木を全体に植えて”桜の山”を作ることが夢です。

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