三尺三寸箸

皆さんは三尺三寸箸というお話をご存じでしょうか。こちらで紹介するのは、私がこどもの頃に聞いた話で私の好きな話の一つです。

ある時お釈迦様が三尺三寸の長さ(約1m)のお箸を地獄と極楽の住人に与えました。
地獄の住人は1mのその箸を使って自分の食事を食べようとするのですが、いかんせん箸が長いので箸を持つ手が隣にぶつかる上に、自分の口に食事を入れるのも一苦労です。結局うまくたべられず膝や腕がぶつかることで喧嘩が始まって食事を食べるどころではありません。


一方極楽の住民はといいますと、長い箸を利用して向かい合う前の席の人に「何が食べたいですか?私がとって差し上げましょう」と、相手の希望を聞いてお互いに食事を食べさせあうことでおたがい満腹になれました。

お互いのことを考えずに「自分だけ」を優先すると地獄の住人のようになり、「お互い様」と相手のことを考えれば極楽の住人のようになれるといった教訓もののお話であったと思います。

最近の世の中はどうでしょうか?東日本大震災や新型コロナの流行り始めの頃に、食料やトイレットペーパーを買い占めるといったことが起きていましたが、まさにこの話が当てはまりますね。

奪い合いたくさん食料品などを買いだめすれば足りなくなりますが、分け合う精神で必要な分だけ買えば売り場に余りますから、自分だけと卑しくなることなく生活したいものですね。

Takashi

ワーキングホリデーで2か国、ネットショップ実務士、健康管理士として様々な体験をしてきた管理人です。いつか山を一つ買い取って桜の木を全体に植えて”桜の山”を作ることが夢です。

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